カイロプラクティックで身体を骨から診てみよう!


未体験なことに挑戦し、レポートや感想などを述べるこのコラム。
2回目をお届けしたいと思います。

突然ですが皆さん骨大丈夫ですか?
筋肉平気ですか?はちきれてませんか?

私といえば、25歳にして肉体年齢が実年齢の倍は
イってるんじゃないかというくらいヤバそうな気がしております。

肩〜背中は張っているし太もも辺りは血の巡りが悪くなっているし、
ひどいときにはピリッと痛みが走る始末…。

恐らく、数カ月前までずっとデスクワークをしていたのが原因です。
仕事場・自宅合わせて1日8時間以上はPCに向かってしまっているであろう状態では
それも致し方ありません。それに姿勢がものすっごく悪いので…
余計な負荷がかかっていそうです。
(深く座りすぎて少し離れた席にいる方から「いるのかどうかわからない」と言われた経験もあります)

今までは、だましだましやってきたのですが、
さすがにこのままじゃよろしくないだろうということで行動を決意。
以前某先輩に教えてもらっていたカイロプラクティックに行ってみることにしました。カイロプラクティックって、元から治してくれるイメージが個人的にあったので。

とはいえそれも完全にイメージです。
実際、カイロプラクティックってどうなんでしょう。

お邪魔したのはこの医院

今回お邪魔したのは吉祥寺にある「きむらカイロプラクティック」さんです。今回は予約〜施術の各々の場面を自分視点で語っていきたいと思います。なお、ホームページの作りも比較的しっかりしている印象なので、気になる方はそちらも参照してみてください。

予約

何はともあれ予約をしないと始まりません。
初診なので、電話にて希望の日時を伝えます。
日時の調整をした後に症状について聞かれますので、どの辺りが痛むのか等自分の症状を簡単に話せるようにしておきましょう。

ちなみに全く予約が取れないという程ではないですが、平日ですらかなり埋まっている様子。こちらの予約を取りたい場合は余裕を持ってされることをオススメします。

訪問

今回は金曜日の午前中に伺いました。
JR吉祥寺駅から徒歩5分くらいでしょうか。ビルの5階にあるので若干わかりにくいですが、看板を目印に入っていきましょう!

きむらカイロプラクティックが入っているビルの1階の様子casino uk />

医院が入っているビル1階の様子。右の通路から入っていきましょう。

受け付け

初診ということでまずは問診票のようなものに記入します。
設問として

・感じている症状
・過去の病気について
・タバコお酒に関すること

などがあります。
どれも施術に関係ありそうなことで、怪しいところや難しいところはありません。
サクッと記入!

着替え

短パンを渡されて着替ブースに案内されました。
上半身裸か、シャツがあれば着てもよいとのこと。
ブース内には一応上着も用意されていたので、それを着ても問題ないのでしょう。

私はと言えば、施術するところも区切られてはいますが個室ではありませんし、そこを上半身裸でうろちょろするのもアレなのでTシャツを着ることにしました。Tシャツ短パンなんて何年ぶりでしょうか…。

ちなみに着替ブースはカーテン的なものの仕切りしかないので気になる人は気になるかも。全部がそうなのかはわかりませんが。

ヒアリング

着替え終わってからは、先に出した問診票を元にヒアリングを受けます。内容の確認と各々の項目についてもっと突っ込んで聞いたり聞かれたりする感じですね。せっかくなので、紙に書けなかった細かいことはここで伝えてしまいましょう!

ここまでで、その日は
・首
・肩
・太腿〜尻
の3箇所の施術をお願いすることになりました。

施術その1(首)

まずは(身体的に)上からということで椅子に座って首の施術開始。
ホームページにも書いてある通り、ボキボキやられる感じでは全くなし!
首の裏をつかまれて揺さぶられるような感じで徐々に矯正されました。
なんか、猫になった気分?(笑)

「まぁともかく痛みもないし、これは楽勝かもなー」なんて考えていた私。
しかし、ここからが本当の地獄だったのです…。

施術その2(肩)

続きまして、肩です。
個人的に肩こり〜な痛みやだるさを感じたことはないのですが、張っているのはわかるんですよね。ひどい時には肩〜背中のあたりがピリっとすることもあります。マウスをつねに握っているからなのかなんなのか…。そんな部分なので施術に余計な期待がかかってしまいます。

施術の仕方としては、右肩をやる場合は首(頭)を右に曲げて、曲げている間に肩と首の中間部分を強く押される感じでした。それを左右交互に何回か。これの右側をやられてるときが痛いのなんの!

先生「(首を)曲げてくださーい」
グッ…(押されてる)
私「!!!!んぐぉぉぉぉぉぁ!」(小声)

右肩を押されてる間は、こんな感じ。
ボキボキやられないと甘く見ていた分、余計に痛く感じました。(笑)

でも、不思議と左側はそこまで痛みを感じないんですよね。
聞くところによると、やはり悪くなっていほど痛みを感じるんだとか。私の場合は「2:8くらいで右肩使ってますね」といわれました…。

さらに詳しく聞くと、関節の骨が炎症している、とか、ねんざしているような状態というようなことを言われました。そりゃ押されたら痛いに決まってるわ!!放っておくとこうなるということですね。

施術の後はなんとなく肩の張りが軽くなったような。
先程の首の施術との相乗効果で振り向くのも楽になりました。

施術その3(太腿〜尻)

最後は太腿〜尻にかけた部分です。

まず足踏みをさせられ、姿勢を見られました。先生曰く、全体的に重心が前に行っているようです。…はい、自覚あります。本当はもっとかかとに重心を置くのが正しい姿勢だそう。その姿勢を目指して骨盤の矯正開始です。

まず、ベッドに横になり、片足のももあげをするような体制に。
その状態を先生がキープし、足を元に戻すような形で力をいれるように指示されます。
この時、先生にガードされてるので元には戻らないわけですが、その状態で付け根の部分を押されます。
これもまた左右交互に数回ずつ。

で、これも右側の方が痛いんですねー。
どれだけ重心を右側に置いてるんだってことですね。このときは「3:7くらいで右使ってますね」といわれましたし…。姿勢の悪さは自覚しているつもりですが、我ながらもう少しなんとかならんのかと悲しくなりました。

しかし、施術が終わった後に立ってみると、なんとなーく後ろから引っ張られている感が。重心の位置が後ろにずれているのがわかるようになりました。もしかしたら思いこみによる効果かもしれないとも思ったのですが、その時は本当にそのように感じていましたよ。すごい!

施術はここまででおわりです。
この後は、着替えて日常生活のアドバイスなんかをしてもらうことになります。

説明

最後に、今回施術した部分についての説明や、今後の日常生活での注意点を教えていただきました。

・施術当日に限り、お風呂は控えめに、お酒は控えること。(施術により血の巡りがよくなっているから)
・首、腰をアイスノンで冷やしましょう。(1回30分を1日数回)
・ウォーキングを1日40分以上すること。荷物は持たずに。
・ストレッチはしないこと

こんな感じでしょうか。
中でもストレッチをしないことというのは驚きましたね。
今回の施術で張っている筋肉を元に戻したので、引っ張ったらまた張っている状態に戻ってしまうから、という理由のようです。言われてみれば納得ですが、長時間座った後はついつい伸ばしたりしてしまうので、気を付けたいところですね。

聴いてきたこと色々

施術を受けながら、先生に色々伺ってきましたので、
それを聞きながら考えたことをまとめたいと思います。

マッサージや整体との違いについて

まずはこの図を御覧下さい。先生に書いていただきました。(笑)

骨&筋肉の図解

図のように骨にくっついているものが筋肉です。
姿勢が悪かったりすると、骨と骨の間が空いてきてしまって、それに伴ない筋肉が引っ張られ、張ってしまうのだそうです。

以上を踏まえ違いを説明すると、以下のような感じになります。

・筋肉部分を揉むことによって筋肉をほぐすのがマッサージ。
・骨と骨の隙間を埋めて、骨格と筋肉のはりを元の正常な状態に戻すのが整体・カイロプラクティック。

ざっくり言えば、筋肉メインなのがマッサージ、骨格メインなのが整体・カイロというイメージですね。

なので、比較的姿勢がよく関節が正常で、リラックス効果をメインにもとめるならマッサージ。
直接的な痛みを感じるようになってきたら整体・カイロプラクティックがベストなのかなと個人的に感じました。

ちなみに整体とカイロが一括りなのは、担当いただいた先生ご自身が「整体とカイロに大きな違いはないと考えている」とおっしゃっていたからです。骨をボキボキならすタイプの施術をするところもありますので、店による施術作法の違いはもちろんあるはずですが。また、もしかすると先生によって解釈が変わってくるかもしれません。

カイロプラクティックに通うべき人って?

・年齢
極端に言えば年齢はあまり関係ないようです。
思えば、学生の頃から机に向かって何時間も座っているわけですから、骨格が歪んだり筋肉が張る要因はその頃からあるわけです。私個人で言えば、当時から姿勢悪かったですし…。
ですので、イメージだけで「若いのにカイロ?」などと言わずに、痛みやハリを感じたら検討してみるといいかもしれません。

・職種
やはりデスクワークをしている方は要注意のようです。
メールやチャットを使うことで昔以上に椅子から離れることがなくなってしまいましたし、仕事をしていれば学生時代より長く座る方が多いでしょう。そうすると姿勢も悪くなりがちで、身体へのダメージが蓄積しやすくなりますからね。

・症状がある人orない人
個人的には、症状がなくても一度施術を受けてみるのもアリかなーと思いました。
先生曰く、「街中で歩いている人を見る限り、正しい姿勢で歩けてるのは多くて5%くらい」とのことでしたし、さらに直接症状を感じなくても骨格が歪んでいるということは割とあるみたいです。その状態が継続されれば、いつか直接的な痛みに変わってしまうかもしれません。私のように。(笑)

仕事時に普段から気をつけるべきこと

よく聞く話ではありますが、椅子をしっかりチョイスすることが重要だとおっしゃられていました。ただ、よく聞く話と違う点がありまして、それは「硬い椅子がオススメ」だということです。

クッション性の高い椅子だと身を預けてしまい、正しい姿勢がとりずらい=骨格を歪ませる原因になるため、安くても硬い椅子に座って姿勢を良く保つのが一番なのだそうです。

会社などの柔らかめの椅子にひどい姿勢で座っていた頃を考えると納得なご意見…。

確かに姿勢良く座ると、痛みを感じていた太腿の部分が椅子につかないため、痛みを感じることがあまりありません。普段から姿勢を意識していなかったので、これは目から鱗でした。姿勢、大事。

それとやはり、30分に1度くらいは椅子から立つのが良いそうです。

結果的に

皆さん、とりあえず1回行ってみたらどうでしょー?

というありがちな結論に落ち着きました。普通でごめんなさい!!

そう思う理由は2つありまして。

1つはやはり、実際に効果を感じたことです。
これは!!という大きな変化は感じないのが正直なところですが、前述の通りある程度の変化は感じましたし、それにより姿勢に対する意識が変わったのが大きいです。痛みやハリを感じていればそれも和らぐので、日々のアウトプットにも影響するかも…。(大げさ?)

そしてもう1つは、身体に関することは定期的に見た方がいいと思うからです。
会社に属していれば1年に1回は健康診断の受診が義務付けられますし、歯科医の方に伺っても半年に1回は定期検診に来るようにと言われます。それと一緒で、日々酷使している身体を支える骨・筋肉を定期的に診ることはある意味当然のことなのではないでしょうか。なにかある前の日頃のケアが重要ですよね。

というわけで、少しでも痛みやハリなどを感じる方がいましたら一度足を運んでみてはいかがでしょうか。骨格を治して姿勢を正し、快適な毎日を送りましょう!

この記事を書いた人

としお
webディレクターとしてweb制作会社で働いていましたが2010年1月に退職。現在は自分探しの旅の途中。(ようするに無職)

あわせてどうぞ