“働く”って、めんどくさくね? Vol.0


はじめまして。桃子です。
突然ですが、わたしは働くことが大好きです。
身体も脳みそも動かすことは気持ちいいし。
働いたあとのメシはうまいし、酒はうまい。
金は入るし。
なんだかなにかをやり遂げ気になるし。

それに、きっともともとが、
24時間スケジュールが埋まっていたほうが心地よく、
残業してもいいから仕事くれ、なタイプです。

だけれども、いかんせん、一生懸命働くのってめんどくさい。

上司に気を遣わにゃならんし、
納得いかんことでも頭下げなきゃいかんときもある。
微熱くらいなら出勤する。
ちょっとぼーっとする時間はもったいない。
朝、眠たいのに起きなきゃいかん。
昼、眠いのに起きてなきゃならん。
夜はまあ、寝るけど。
忙しいときには、ごはんもおちおち食べてられんです。

おお。これはめんどくさい。
楽しいしやりがいもあるしまぁ好きだけれど、
それに匹敵するくらいめんどくさい。

だけど、働かなくちゃお金も手に入らんですし、
お金も手に入らなければ、腹も減ります。
給料がなくても、主婦だって仏門だって、なにかをしてご飯を食べている。
それを「労働・働くこと」とすると、
なんやかんやで、働くことが、生活のメイン行事みたいになってきます。

気持ちよく汗水たらして(←イメージです)働いて
ふと会社の隣のカフェでキャラメル・ラテでも飲んで一息つくと
「あれ、あたしってもう26歳になるんじゃね?」
「気づいたらおばあちゃんになってるんじゃね?」
「浦島太郎的なアレじゃね?」
とか思ってしまって
「あ、ヤベ、会社戻んなきゃ」
とか言って飲みかけのキャラメル・ラテの紙カップを握ってデスクに戻るわけです。

そこで、
あ、あれ。あたしって、なんのために働いてたんだっけ。
つーかなんのために生きてんだっけ?
なんて、不毛な太宰治「人間失格」的“自分”スパイラルに陥ります。

仕事にもよるって?
働き方にもよるって?

そのとおりです。
たぶんね。

話は突然変わりますが

今月から、車で日本旅行に出発します。
仕事辞めて、家を解約して、車買って。

旅行内容はブログ「拝啓、おばあさま」でぐだぐだと更新していく予定ですが
ついでなので、いろいろなハチヨン世代に会ってきます。
同じ日本とはいえ、違う場所、違う業態、違う目的、違う考えを持っている
いろんなハチヨン世代に会って
「ねえねえなにして生きてんの?」と訊いてこようかなーと思っています。
「なにがしたくて生きてんの?」
「そのためになにをしてんの?」

“就職氷河期”だの
“終身雇用制崩れた”だの
“男女同権”だのと言われながら大人になった世代です。
(ギリギリ“ゆとり教育”は違うけれど、
大人にとっては似たようなものかもしれないです)

ずっと同じ会社で働き続けることは
全員共通の魅力でもリアルでもない。安心でも安全でもない。
意味が無いと感じれば、やる気もわかないかもしれない。

“働く”、つまり、“生きる”ことについて
ちょっとばかし考えて向き合ってかなきゃあいけない。

だからこそ、
みんなどうしてんの?って、
ナマの同世代の声を聞いてこようかな〜と思っています。

そんなこんなで

もう6月も中旬となってしまいました。
はじめましてのご挨拶にかえまして、
行ってきま〜〜す!