こんにちは。車で日本旅行中…のはずの桃子です。
出発そうそう事故ってしまったため、即 宿無し。車が手元に戻るまで他人様の家にお世話になっております。ひー
さて、日本旅行をしながら様々なハチヨン世代に会って
“働くこと”つまり“生活すること”について
「え、みんな普段なにやってんの?」
「で、それってどうなの?」とインタビューをしよう第一弾。
日本旅行は滞り中ですが、出発地点である東京で話を聞きました。
雑貨店の店員さんをしているハチヨンゲットです!
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江口育美(雑貨店店員/東京都杉並区)
「ふとした日常を素敵にするものを」

プロフィール
1984年4月19日生まれ。北海道帯広市出身。桜美林大学で演劇を学んだ後、文学座養成所の研修生に。現在は演劇から離れ、東京の雑貨店の店員さん。
雑貨店の店員さんなのね!
もともとは女優になる勉強をしていたの?
高校生のときから、ずっと女優になりたいと思っていたの。演劇がないと生きていけない、生きていく意味ないってかんじだった。けれどいつしか、私はほんとうにプロになりたいのかなって悩むようになったの。
文学座の研修生だったころは、正式な座員になるのが目標だったけど、それは“どういう役者になりたい”っていうのとは別。つまり、ただ「正社員になりたい」っていうのと同じ考えだったんだよね。それに気づいたら、自然に演劇に対する区切りがついたの。あえてプロにならなくても演劇をもっと楽しめると思った。それなら一度演劇から離れて、自分がやりたくなったらまたやろうと思って、女優を目指すのをやめたんだ。
演劇をやめて、なぜ「雑貨」に関わることにしたの?
自分を100%表現することはなにかって考えたときに、雑貨をつくることかなって思ったの。小さな頃から、絵を描いたりなにかつくることは自然なことだった。こういうものが欲しいな、と思ったら、1日徹夜したりして作ってた。絵だけじゃなくて、裁縫、刺繍、消しゴムはんことか、興味があるものや欲しいものは、当たり前のように作っていたのね。
あるときふと日常を見直して、常に物づくりがあることに気がついたの。あたりまえすぎて、ずっと気づいてなかったんだけれど、私はそうやって自分を表現していたんだなあって思ったんだ。
そんなときに、素敵なコーヒーポットを買って、それでコーヒーを入れたことがあったの。そしたら、ただコーヒーを入れる時間より100倍くらい素敵な時間だなあって感じたのね。そこで、日常のほんのちいさなことって、すごく大切だなと思った。
演劇をしているときは舞台の上で一瞬を燃やすことに必死になっていたけれど、それよりも一日一日の積み重ねの日々を大事にしたくなったの。それで、日々の空間を素敵にしてくれるものを作りたい、その手段として、ずっと続けて来た雑貨づくりを本格的にやろうって思った。
プロの女優になることに迷いを感じていた時期だったから、きっとタイミングがよかったんだよね。やりたいと思うことがなかったら、演劇を続けていたかもしれないな。
今、毎日が楽しくて仕方ない!
今はもう雑貨に関わる日々なんだ?
そうだね。働いているお店は大きい会社じゃないから、いろんなことを任せてもらえてとても勉強になるんだ。売り場に関することに関われるから「どうしたら売れる売り場になるか」ってことを今はすごく考えてる。早くそのノウハウを身につけたいよ。
それと、雑貨店で働きながら週一日は雑貨の学校に通ってるんだ。学校では、実際に物を作るというよりは、テーブルコーディネートやディスプレイなどを学んでいるよ。
今は目標があるから、毎日が楽しくてすごくいい状態。やる気に燃え上がってるよ!
30歳までに、自分の店を。
これからの目標は?
30歳までに自分の店を出したい。今はそのための準備段階だね。
自分でものを作ったりいろんなお店をリサーチしたり、仕入れや売り場についての勉強をどんどんしていきたい。
秋頃までには作品を作りためて、まずはボックスで販売しようと思ってるんだ。ボックスっていうのは、ひとつの店のなかにいくつものボックス(=ブース)があって、そのボックスのなかで自分の作品を販売するようになっているの。一件の店のなかが、小さなお店の集合体になってるかんじかな。
まずこれから一年は、直接手に取ってくれる人の反応を見たいと思っているんだ。
「このかわいいコップでお茶を入れたら素敵だな」ってお客さんに思ってもらえるような、そういう“お気に入りのもの”を手に入れて、一日のふとした時間を豊かにしてくれるものを取り扱う雑貨屋さんをやりたい。
自分のお店を持ちたいと思うなんて、自分でもまったく予期してなかったからね。頑張らないと(笑)

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見せてもらった雑貨は、刺繍も細かいところまで凝っていて、手作り感もあるのに丁寧。それに、ペンケースやブックカバー、ポケットティッシュカバーなど、どれも実用的なものばかりでお洒落。
まさに『日常を素敵に』なものたちばかりでした。
「ネットで買えないの?」と訊いたら、
「検討中。でも、根が怠け者だからね」って笑ったあと、「直接手にとってくれる人の反応を見たいんだ」って目を伏せて言ったの。
控えめだけれど、真面目で、努力する人なんだろう、と思いました。
5年後のお店オープンが楽しみです。
インタビュー第一弾、いかがでしたか?
これからもいろんな方にお話伺っていきます。
同じ日本。違う場所。同じ時間。違う人生。いろんなカタチを知ることそれに触れることで、新たな何かが見えてくるといいなあと思っております。
ではでは素敵な毎日を。
(日本旅行のようすは「拝啓、おばあさま」にて更新中。
あなたの近くに行く際は、ご連絡いただけるととても喜びます。
お会いできると幸いです。ふふ)




