連載コラム

ヲタクリエイターが見たゲーム業界の光と影と夢

ヲタクリエイターが見たゲーム業界の光と影と夢ハチヨンイズム

今回よりこちらでコラムを執筆させていただくことになりました、マフティー@Mafty1984です。
第40代アメリカ大統領、故ロナルド・レーガン氏が再選した日に産まれました。それは1984年11月6日のことでございます。
皆様、よろしくお願いします! 生暖かく見守ってくださいませ。

謎多き業界、ゲーム業界

思いっきりタイトルでバレてますでしょうが、私、ゲーム業界で働いております。
いわゆる、ゲームクリエイターというやつです。
とある機関の調査報告(ベネッセ教育研究開発センター)によると、男子小学生の将来なりたい職業で、ゲームクリエイターはなんと第4位、だそうです。
とても喜ばしいです。(全体の1.9%で4位なんですけどね、まぁいっか)
子どもたちの憧れの職業に選んでいただけるのはなんとも言えない誇りを持てますね。
でも、それだけ名前馴染みも板についてきたゲーム業界なんですが……

なーんか「どんなやつがどうやって作ってんだろ?」って思いません?
もっと言うと、名前は知れてるけどぶっちゃけどんな業界なのかわかりにくくありません?

はいそんな声にお答えするべく!
当コラムではそんなブラックボックス的ゲーム業界にフォーカスして、実情をお伝えしてみようと思います!
皆様どうぞ、よろしくお願いいたしますねー。

ちなみに私がこの業界に入る前は専門学生だったわけですが、はっきり言ってゲーム業界がどんな所なのか全く想像がつきませんでした。情報少なすぎです。
唯一、「オタクが多いんだろうな」くらいの認識でした。正直。
ちなみにそれは半分正解半分間違いでした。

いきなり閑話休題。ハチヨン世代とファミコン。

と、今のゲーム業界の話に移る前に、ちょろっとゲームの黎明期の話。
今のゲーム業界の発展の礎となったと言って過言ではないファミリーコンピュータ、「ファミコン」が誕生したのは僕らの生まれるちょうど1年前。
1983年7月15日のことですから、僕らハチヨン世代はある種ゲーム業界の成長と共に育ったようなものなんですよ。
ゲームという文明の進化と変化をリアルタイムに触れ、感じとることができた世代、っていうとカッコいいかも?
私も幼稚園児の頃、ドラクエⅠをプレイして、母親と一緒に、憎き竜王を倒した記憶が鮮明に残っています。

ま、初回ですしざっくりと職種の解説から

ゲームクリエイターというものはですね、ざっくり言って3つの職種に分かれます。
・プログラマー
・アーティスト(グラフィッカー、デザイナーとも言われます)
・ゲームデザイナー(プランナーとも言われます)

の3種類です。
それぞれ他にも様々な呼ばれ方がありますが、ひとまず当コラムでは上記3つの呼称で統一します。
それぞれどんなお仕事かと言いますと、
・プログラマー
プログラミング言語と呼ばれる特殊な言語を使ってゲームを組み立てます。
コンピュータと、専用の言語を使って会話するといった感じですね。ある意味バイリンガル。
規模の大きなゲームだと、さらに細分化されてバトルプログラマーとか、サウンドプログラマーみたいに〇〇プログラマーといった 具合に特定の範囲に特化したりします。
・アーティスト
様々なツールを使って、画面上に表示されるものすべてを作ります。ちなみに、画面に登場するキャラクターの動き、もアーティストの仕事の一部ですよ。
今や3D(飛び出す方じゃないですよ)CGが主流ですから、3Dモデルを作りますし、ユーザーインターフェイスも作ります。キャラが踊るならその振り付けも考えます。光り輝くエフェクトも作ります。
ゲームは総合芸術の時代ですね。
・ゲームデザイナー
ゲームの内容を考えます。もう一歩踏み込むと、ゲームの中の5W1Hそして1Eを考えるといえます。(1Eとは、ENDのこと。結果、ですね)
そして考えた内容を仕様書にまとめて、プログラマーとアーティストに業務を発注します。発注したあとは進行管理が待ってます。

ざざっと、こんな感じでまとめると、

ゲームデザイナーが考えたアイデアを、
アーティストが目に見える形にし、
プログラマーがコンピュータで再現する。

という感じです。追々、職種毎にもっと踏み込んだ内容は書いてみたいと思います。
また実際の所、他にも様々職種はあるのですが、それもまた別の回にて。
ちなみに私は、脚本と映像演出がメイン担当なので微妙に分類しづらいものがあります。一応、ゲームデザイナーなんですけどね。

今回のおさらい

ゲーム業界にいる人達。
・プログラマー …
ゲーム業界の人たちの夢を叶えて具現化してくれる魔法使いみたいな人
・アーティスト …
ゲーム業界の人たちの夢に素敵な色彩を加えてくれる魔法使いみたいな人
・ゲームデザイナー …
主に夢を見る人。夢が覚めたら馬車馬の如く働く。

次回予告

ゲーム業界に変なルートで入ったマフティー(実話)。果たしてゲーム業界にはどんな戦いが待ち受けているのか!?

次回!
「ゲームが形なっていくプロセス!!」

最後に

ゲーム業界に入る前は、「どうせオタクばっかなんだろなー」とタカをくくっていた、ガチオタな私。
それは半分間違いでした。
オタクか、”ちょっと引くレベルのオタク”が存在することがわかりました。

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2010/8/16