辛いだけじゃないんだぜ!!韓国料理ベスト5


突然ですが、日本のコンビニで何か買うと大抵の場合袋に入れて渡してくれますよね?
たとえジュース1本でもアイス1個でも、自分から「いりません」と主張する、もしくは「袋いいですか?」と聞かれない限りは袋に入れて渡してくれますよね?

この前もカップラーメンを買ったら袋に割り箸とお手拭きまで入れてくれました。日本のコンビニではこれが当たり前で特に気にもせず過ごしているんですが、韓国のコンビニでは基本的に“袋をくれません”。

別に小さいもの1つだけ買ってるとかじゃなくて、アイスとジュースとおにぎりとお菓子と…みたいにある程度の量を買っても袋に入れてもらえず、両手で抱えて持って帰るスタイルになります。
始めはそのシステムを知らずに、お会計終わった後レジの上の商品を前に袋に入れてくれるのを待ってたんですが、店員さんは入れてくれる素振りもなくむしろ『?』顔で僕を見ていました。袋に入れてくれるのが当たり前の国から来た僕も袋待ちの状態で『?』顔…。
そのうち「あれ、もしかして入れてくれないのか…?」と推測して両手に抱えて持ちかえろうとする僕。笑顔になる店員さん。

それでも時たま「○△□☆?」と韓国語で何かを聞いてくる時があり、分からないなりにも頷くと袋に入れて渡してくれる事がありました。そういう事が何回かあり「あっ、会計のあと何か聞いてくるのは袋がいるかどうかって事なのか!キラーン」と学習してくるわけです。もう怖いものなしです。

そんなある日、いつもの様にコンビニでアイス、ジュース、おにぎり、お菓子etc…を買ってレジに行き会計を済ませ、いつものように「△□○☆?」と店員さんに聞かれ、僕もそろそろ舐められないように地元民っぽく対応してやろうと、ドヤ顔で「あっ、袋ね?入れてよっ♪」的な感じで頷いてやりました。笑顔になった店員さんは何の迷いもなくレンジでおにぎりを温め始めました。
(…そっちかぁーーー!!!)

「おにぎり温めますか?」バージョンを全く頭に入れてなかった僕はあまりの想定外の出来事にその作業を中止させる事も出来ず、温かくなっていくおにぎりを見守りながらレジの前で必死に笑いをこらえていました。そして結局、袋をもらう事は出来ずアツアツのおにぎりを含む多くの商品を両手いっぱいに抱えホテルへ帰って行ったのでありました。

みなさんも韓国のコンビニでお買いものの際にはとりあえず頷いて、何が起こるか楽しんでみるのもいいですね。
そんな何が起きるか分からない韓国連載コラム『あなたの知らないアニョハセヨ。』第二弾はコチラ

辛いだけじゃないんだぜ!! 韓国料理ベスト5】←今回のコラムタイトルです。

Twitterを見ていると時折みなさんの「○○食べてるなう。」的なツイートを目にする(僕も書き込む)んですが、その中でもみんなよく食べてるよな~と思うのが韓国料理。
韓国と言えばやはり韓国料理が人気ですよね?むしろそれ以外は興味ないですという人も多いかも知れないですね。

キムチに代表されるように何と言っても韓国料理のイメージは“辛い”。実際現地で食べても辛い料理多いです。
程よいピリ辛からしばらく立ち直れないほどの大辛まで、韓国料理は様々な辛さで僕たちを楽しませてくれるんですが、今回はそんな辛いだけのイメージを取り払ってもらおうと実際に僕が現地で食べてみて美味しかった韓国料理を、メジャーなものからあまり聞き慣れないものまで独自のランキングでご紹介していきたいと思います。あなたの好きな料理はランクインしているでしょうか?

第5位:ピビンパ(비빔밥)


まずは定番のピビンパですね。焼き肉屋さんに行ったらシメに頼まれる人も多いんじゃないでしょうか?
日本ではあまりピビンパ専門店って聞かないですよね?大型ショッピングセンターのフードコートなんかには入ってますけど、それだけの店舗ってあまり聞かないような…(田舎では)
韓国では逆に専門店はいっぱいありまして、焼き肉屋さんでシメに食べるという習慣はありません。っていうか僕の知る限りではメニューで見たことがないです。みんなピビンパはピビンパ屋さんに食べに行くんですね。
さらに日本ではピビンパと言えば石焼きというイメージですが、向こうではそんなことはなく写真のようにただごはんと混ぜて食べるタイプが多かったですね。石焼きもあるんですが比率的には少なかったですね。どっちも美味しかったですけど!

ピビンパは直訳すると「混ぜごはん」という意味になります。そのままですね。
ちなみに正しいピビンパの発音は「ピビ(ム)パ(プ) ※()内は声に出さず喉の奥で止めます。」となり結構難しいです。現地では一杯600円くらいです。

第4位:サムゲタン(삼계탕)


こちらも広く知られている料理ではないかと思います。食べた事なくても名前は聞いた事ある人も多いんじゃないでしょうか?焼き肉屋さんでもたまに置いてあるところありますね。
サムゲタンは鶏肉丸々一羽の中に高麗人参、もち米などを詰め込んで煮込んだ料理です。韓国では夏に食べる栄養食として人気があるようで、日本でいう“土用の丑の日”のうなぎに似た感覚で食べるみたいです。専門店もたくさんあり、夏に限らず一年中食べる事が出来ます。
日本から一緒に仕事に行っていたおじさま方にも人気があり、僕は週一回このサムゲタンを食べていました。人気の理由は簡単で、身近で食べられる物で唯一“辛くないから”でした。(笑)
コラーゲンもたっぷりな感じで夏バテに効くと言う事もあり、これからの季節は男女問わずおススメな一品です。現地では一杯750円くらいでした。

第3位:カムジャタン(감자탕)


ちょっと聞きなれない料理かもしれませんが、直訳すると“ジャガイモ鍋”です。
と言ってもスライスされたジャガイモが申し訳程度に入っているだけで、メインはこの“背骨付き豚肉”です。
ピリ辛スープでぐつぐつ煮込まれた骨付き肉に豪快にかぶりついて食べる様はサバイバル感たっぷりです。元々下ごしらえで長時間煮込まれているのか、肉はとても柔らかく箸でほぐして食べことも出来ます。(そんな上品に食べてる人は見た事ありませんが。)
日本でも韓国の人がやってる焼肉屋さんなんかではメニューにあるかも知れないですね。僕も新大久保で一度食べましたが美味しかったですよ。食べ終わった後のスープにシメとしてラーメンを入れて食べるのが僕のお気に入りです。ご飯を入れてチャーハンにするという食べ方もあるみたいです。ただ一人前だけというのはなかなかないので、二人以上で食べに行かれることをおススメします。現地では一人

この記事を書いた人

ケイ/ @keiankyou0911
「高知県生まれ高知県育ちの土佐っ子です。現場系の仕事で徳 島に住んでいますが、出張でいろんなところに行く機会が多いのでその地その地でたくさんの人との出会いを楽しみにしています。好きな言葉は『遊び心』」

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