どもー。室屋和美（@ooiri_muroya）です。
今回の「いちゃ愛」は、究極の肉体美を追い求める魅惑の世界、「ボディビル」についてお話していきたいと思います。
インドア女子を自称する私は、はっきりいって身体を鍛えることには興味がありません。おそらく自前の筋力はマウスをクリックしたり、ポテチを持ち上げたりするほど。タフマン（ウーマン？）と呼ぶには程遠すぎる、だらしない身体を所有しているのであります。
そんな私がなぜ「ボディビル」かというとですね。
最近ふとテレビのバラエティ番組を見ていて（お笑いは大好物です）笑いの世界って肉体派芸人が多いのなぁーと感じたんですよね。例を挙げると、なかやまきんに君、サバンナ・八木さん、品川庄司・庄司さん、レイザーラモンHGさん、パッション屋良さんにパフォーマーの風船太郎さんなど・・・。まぁなんと身体を鍛えることが好きだ！という方の多いこと。なかにはボディビル漫談を披露する方なんかもいたりするのです。
ちなみに、吉本の「テンゲン」というコンビのナカジマさんにいたっては「学ボ」こと全日本学生ボディビル選手権大会で５位になったこともある本格的な肉体派芸人だったりします。
うーん。身体を鍛えるのってそんなに面白いもんなの？ボディビルってそこまで浸透しているもんなの？理解に苦しむ室屋ですが、気になってしまうのも事実。というわけで、「ボディビル」について調べてみたのです。
ボディビルとは
ボディビル（ボディビルディング）は筋肉繊維をウェイトトレーニング、栄養の摂取、そして休養を組み合わせることによって発達させる過程のことである。ボディビルを行う人をボディビルダーと呼ぶ。（ウィキペディアより）
なんだこの度を過ぎたマッチョマンは・・・。
（あ、あ、足がアルミホイルみたいだぞ！）
まぁ、ボディビルというとこんなウソみたいな身体の人が注目を集めてしまいがちですが、主に日本のボディビルダーは筋量よりも均整美や絞り込みを重視していて、薬物を使わないナチュラルな美しさを大事にしているそうです。
マッチョ芸人代表・なかやまきんに君は、大会に参加するほどの本格的なボディビルダー。自身のオフィシャルサイトでこんなお話をされています。
ボディビルダーには、それぞれボディビルダーネームというのがあります。例えば、恐竜のような身体を持つジュラシック木澤さんや、バッファローのようなバルクのビーフ佐々木さん、ポージングが誰よりもうまいナルシス山本さん。他にもホワイトハルク下田さん、BIG HIDEさん、XL神田さん等々それぞれ自分にあったビルダーネームを持っています。（『きんにく留学BLOG 』より）
へぇー。ビルダーネームってのは初耳。その人たち誰やねん、っていうイチャモンはさておき（失礼）・・・
それぞれ個性的なネーミングで面白いですねー。ちなみにきんに君には「マグマ中山」というビルダーネームがあるそうです。なんだかプロレスラーのリングネームみたいです。
近頃は女性ボディビルダーも増えてきたそうで、「あれっ、ちょっと身体の大きい方だな」と思っていたら、実はその道の方だったりするそうな。
知る人ぞ知るという、神田知子選手。素敵な逆三角形ボディとキラリン笑顔がまぶしいっす。
そんないろいろな人々が混在するボディビル界ですが、プロのボディビルダーとして活躍する人は少なく、ほとんどの方がアマチュアだそうです。本業のお仕事をこなしながら合間にトレーニングを重ねたり厳しい食事制限に耐えたり。そして大会に出る際にはその仕事すら休まなくちゃいけなかったり。まだまだ食べて行くには厳しい、シビアな世界なのだそうです。
それでもボディビルをやめないのには、やっぱり自身の身体が理想の身体になっていくことの面白さがあるようで。トップクラスのボディビルダーともなると、まるでファッション感覚のように筋肉の美しさを楽しんでしまうんだとか。中には、体脂肪率が0.1%というツワモノも。うへー、コンマになっちゃうの！？なんだか想像以上です。
ここまでくるとボディビルって芸術的スポーツなんだな、と考えさせられます。マラソン競技のように地道で過酷で、バレエのように極限まで美しさに特化して、恐ろしく研ぎ澄まされたモノなんですね。（やっぱりぬくぬく家でTV見ている私にはほど遠いな・・・）
全日本ボディビルディング選手権が開催！
ところで、きたる10月10日は体育の日。そんな体育の日にちなんで日本でいちばん大きいボディビルの大会「日本ボディビル選手権」がメルパルクホール（東京都・港区）で開催されます。
今までは会場に足を運ぶかDVDでしか見ることの出来なかったこの大会。今年からはなんとUSTREAM中継が入るそうです。
熱気漂うボディビルダー達の演技！ポージング！が生放送されちゃいます！これはただならぬものを感じますよ。ちょっと覗き見してみたい。ホワイトハルクにナルシスにジュラシックにXLな選手も揃い踏みです！
配信予定日時 2011年10月10日（月・祝）13:00～17:00
JBBF2011 社団法人日本ボディビル連盟によるボディビル専門チャンネル
日本一のボディビルダーが決まるこの大会。なんと選手たちには賞金などは一切でません。得られるものは純粋な名誉、そして賞賛なのです。
1500人以上を収容できるメルパルクホールですが、すでにS席の前売り券は完売！熱狂的なファンも多いんですね。観客席からは「キレてるよ！」「ナイスポーズ！」などの応援コールが飛び交うそうな。
うーん、深いです。ボディビルの世界！というわけで、「魅せる」商売のお笑い芸人さんがその魅力にひかれるのにも納得。意外に面白いじゃん、ボディビル！ということですね。
室屋も今からナイスな身体を目指してみようかしら。週4日、3〜4時間のウエイトトレーニングを3年も続ければ、誰でもある程度の立派な身体は作れるということだそうですが・・。
・・・うーん。
お肉ちゃんには厳しすぎるぜ、マッチョへの道！やっぱり私は見ている方が楽しいです！
一度ハマると抜け出せない、という美しきボディビルの世界。あなたも、物置にしまったダンベルやロデオボーイを引っ張り出してみませんか。鏡の前でポージングしてみたら・・・
意外と深みにハマってしまうかもしれませんよ。
