私は普段タバコを全く吸わないのですが、
ひょんなことで水タバコを吸うイベントのお誘いをいただき、
先日初体験してきました。
水タバコが吸えるカフェがあるのです。
(カフェと言っても水タバコがメイン)
「水タバコって何?」という方はもちろん、
「実は興味あった!」という方にも参考になれば嬉しいです。
そもそも水タバコってなに?
「専用の香り(フレーバー)付けがされたタバコの葉に炭を載せて熱し、
出た煙をガラス瓶の中の水を通し吸うタバコ」のことです。
言葉で説明してもわかりにくいので写真をどうぞ。
このフラスコのようなものが水タバコ。
映画やマンガなどで、ターバンを巻いた人たちがモクモクと吸っているシーンを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フラスコと書きましたが実際は大きめの瓶に金属の器具がついており、
かなり大きい(全長70cm前後)+かなり重いです。
そのため、みなさんがご存知の普通のタバコ(紙タバコ)と違って、
気軽に持ち運んだりはできません。
上部は受け皿のような形になっています。
(が、ココにタバコを置くわけではないという)
水タバコの仕組み
水タバコは紙タバコと比べて手間がかかります。
が、お店の人がセッティングして下さるのであまり気にしなくても大丈夫ですよ!
まずガラス瓶に適量の水を入れます。
(水タバコなので水がないと始まりませんよ!)
その次にボウルの上にタバコの葉を置き、
アルミホイルで作ったフィルターを被せ熱した木炭を置きます。
上から見るとこんな感じ。
頃合いをみて金属の途中に出ている管を持ち息を吸い込みます。
(このとき水を飲んでしまいそうな錯覚に陥ります・・・私だけかも)
木炭で燻されたタバコの煙ががゆっくりと降りて瓶の中へ。
あとは普通に煙を吸いましょう。
煙が水を通ることによって、マイルドになるそうです。
水がフィルターの役割をしているんですね。
紙タバコの用に肺にはいれず、あくまで香りを楽しむものだそうです。
水タバコ吸ってるイメージ。
(あくまでイメージです:Wikipediaより引用)
水タバコの魅力
持ち運びできないし吸うのに手間がかかる水タバコ。
実際紙タバコと比べて普及していないのはこれらのことが原因だと言われています。
では水タバコの良さって何なんでしょう。
まずはなんと言ってもフレーバー。
水タバコはいろいろな香りが楽しめるのです。
アップルを始めバナナやメロンなどのフルーツ系、
ローズやジャスミンなどのフローラル系、
さらにコーラ・コーヒー・バニラなどの香りもあります。
しかもそのフレーバーをミックスして自分好みの香りを作ることができます。
次に雰囲気。
水タバコは紙タバコと違ってゆっくりと時間をかけて楽しむものです。
紙タバコがだいたい2分程度に対し、水タバコはだいたい30分-1時間!
その間に本を読んだり飲み物を飲んだりまったりと過ごせます。
煙をくゆらしていると中東のサロンにいる気分が味わえますよ。
(あくまでイメージです:Wikipediaより引用)
気になるお値段は?
伺ったお店では600円でした。
紙タバコと比べて1回で600円は高いと感じる方がいるかもしれません。
ただ1時間前後、歓談しながらまったりと楽しめることを考えると
リーズナブルだと感じましたよ。
感想
水によるフィルター+フレーバーがあったためか、
思っていたよりも吸いやすい印象でした。
煙を吸うとき水がコポコポと鳴って
小さい頃にやったストローでジュースに息を吹き込むイタズラを思い出し、
ちょっと感傷に浸ったのは秘密です。
注意
フレーバー+水がフィルターとなって吸いやすいとは言え「タバコ」です。
健康を害す恐れがあるので自己責任でお試しください。
店舗情報
SHISHA 1BANGAI(下北沢)
今回伺った「シーシャ一番街」では喫煙+ドリンクのみですが、
近くにある姉妹店「シーシャグランデ」ではお店で吸うことができるだけでなく、
水タバコセット(器具&タバコ)を買うこともできるそうです。
ネット通販にも対応。
SHISHA 1BANGAI
ちょっと怪しい雰囲気ですが、
実際はまったりとした贅沢な時間を体験出来る素敵な空間でした。
ご興味が湧きましたら是非お試し下さい。