ボジョレー・ヌーヴォー2011解禁!


今年もこの季節がやってきました、ボジョレーヌーボー解禁日。
毎年11月の第3木曜日。今年は11月17日です。
一時期の盛りあがりは落ち着いたとはいえ、お酒が関わるお祭りごとには血が騒ぎます。
毎年騒いでるけどそもそも何なのよ?という方の為に基礎知識をまとめてみました。

ボジョレーヌーボーは、その年にできたぶどうで作る初物ワインで、もともとは当地の農民が収穫を祝ったものです。またその年のブドウの出来栄えを確認するという意味も含んでいます。

ボジョレー地区とはフランス南東部・リヨンの北に位置する丘陵地帯で、ローマ時代からワインづくりが行われていました。搾ったブドウ液を発酵させてつくる一般のワインと違い、ボジョレー地区では皮ごと半発酵させてから搾り、本発酵するのが特徴です。

「ボジョレー」と名乗ることのできるワインは赤ワインであればガメイ種、白ワインであればシャルドネ種を使用したもの、と法律で決められています。

日本では1968年から輸入が始まり、世界で1番解禁時間が早い事なども併せ、カウントダウンイベント等もよく行われています。都内でも様々なイベントが予定されています。いくつかご紹介します。

フランス食品振興会「カウントダウンパーティ」

東京国際フォーラム「ネオ屋台村ボジョレーナイト」

恵比寿ガーデンプレイス各店舗「BEAUJOLAIS NOUVEAU 2011」

普通のワインと比べ発酵時間が短い為、味はフレッシュで物足りないと言う方もいるかもしれませんが、初ものを楽しむことが大事!せっかくのお祭り騒ぎに参加しちゃいましょう!

今年の出来はというと「今年の夏の天候がよかったため、ブドウの質・量ともに十分です。」とのこと。
飲食店に行かなくとも、オープナーのいらない手軽な物もコンビニなどで買えますので「毎年“今年は美味しい”って言うじゃん」など批判的な方もぜひ今年は試してみてください♪