今月、11月20(土)、21日(日)は、
みなさんご存知、防衛大学校の学園祭です。
第58回防衛大学校開校記念祭
(正しくは、開校記念祭です)
普段は在校生・関係者しか入ることのできない
防衛大学校ですが、一年に一度、この開校記念祭の日だけは、
一般人が校内に入ることが許されるのです。
そんな貴重なイベントに、毎年、
全国から大勢の自衛隊ファンが、
防衛大学校がそびえたつ横須賀市は浦賀に集結します。
「防衛大の学祭、行きたいけど、横須賀遠いし、
1日目と2日目、どっちに行けばいいかワカンナーイ」
とか言っちゃう防衛大ビギナーの方も、
少なからずいると思います。
そんなあなたに、
「防衛大の学園祭これだけ押さえとけばマチガイナイ!」
というポイントを、元防衛大の僕がお教えいたしましょう。
防衛大学校開校記念祭1日目 - 20日(土)
(自衛隊では、時間の記述は「1245」のように書きます。
読み方は、「ひとにーよんご」または、「ひとふたよんご(海上自衛隊)」です。)
■1245-1315 訓練展示
1日目の一番魅力的なイベントは、
間違いなくこの訓練展示でしょう。
実弾はさすがに使いませんが、空砲を使った演出は迫力満点です。
64式小銃をかかえ、迷彩服を着た陸上要員を見れるのは、
初日の、この訓練展示のみです。
迫力満点の訓練展示
■1415-1530 応援団演舞
意外と地味だと思われている「応援団演舞」ですが、
防衛大学校の学祭に来たからには、
この演舞は、見ておいて損はありません。
ラグビー部、アメフト部などを差しおいて、
防衛大一練習が厳しいと言われている「応援団リーダー部」の、
この日の為に仕上げてきた演舞の迫力から、
ハンパじゃない練習量が見えることでしょう。
防衛大学校開校記念祭2日目 - 21日(日)
■1030-1200 観閲式
開校記念祭のメインイベントのひとつ、観閲式!
実は、全学生が集合するのはこの観閲式だけです。
腕の角度は90度! 右手には全員64式小銃を抱えています。
音楽隊(吹奏楽部)に続いて行進する2000人弱の姿は圧巻です。
また、式中のブルーインパルスによる祝賀飛行は、ファン垂涎の一瞬です。
この統制美を、ぜひ生で見てください。
■1430-1630 棒倒し
開校祭の締めを飾るのが、この棒倒し。
これを見るためだけに、開校祭に足を運ぶ人もかなり多いです。
毎年、骨折などの負傷者が出るほどの迫力で、
男の肉体と肉体がぶつかり合う勇姿は、一見の価値ありです!
汗と涙の結晶がぶつかり合い!
防衛大学校へのアクセス
「そもそも防衛大って、どこにあるの?」
という方に、防衛大学校までの行き方をご案内しましょう。
最寄り駅は、馬堀海岸駅。
(浦賀駅の方が近いが、バスが無いので歩くの大変)
横浜からの場合、京急線で30分程で着きます。
(堀之内で乗り換えるのを忘れずに)
馬堀海岸駅で降りると、駅前に
「防衛大学校行き」のバスがでています。(5分くらい)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した意外にも、
社交ダンス部や吹奏楽部の発表、少林寺拳法部の演武など、
魅力的なプログラムが盛りだくさんです。
他の大学の学園祭とは比べようのない魅力が
盛りだくさんなことが分かったと思います。
なにせ、大学ではなく大学校ですから。
Q.なぜ「大学」でなく「大学校」なの?
なにせ、私服着ている学生はひとりもいませんから。
Q.私服は許される?
僕は、2日目の21日(日)の午前中から参戦予定ですので、
興味のある方はお声がけください。校内ご案内します。