ボブにしたいんじゃない、髪形を変えたいんだ


ヘアスタイルを変えるということ

「美容室に行く」
これはどんな気持ちの時にこれを思うだろうか。
それは、「髪形を変えたい」と思ったときだろう。

人はどういうときに髪形を変えたいと思うか

・巻いた髪で大人っぽさを演出したい
・ショートで可愛らしさを表現したい
・ボブでキュートな一面を魅せたい

■どの選択肢も「髪形を変えたい」が前提にあるはずだ。

選択肢の中での「ボブ」

変えたい髪形が見つかったら、

美容室に行きヘアカタログを見せ
「こんな感じのボブにしてください」と美容師に伝える。
そして、その髪形を美容師が再現し、或いは別の角度から提案し無事に髪形を変え、会計をし優雅な気持ちで店を後にする。

これが美容室に行って帰るの一連の流れだ。
(もちろん、前後で食事やデートに行くことあると思うが。)
しかし今回この流れを考えた時に若干の違和感を覚えた。

もともと、「髪形を変えたい」と思い美容室へ行くと決めているのに、
この上記の流れでは、美容室に行く前に「ボブにする」と決まっている。

そう、「ボブにする」というのは「髪形を変えたい」というお客様の問題を解決するための選択肢の一つに過ぎないのだ。

したい髪形が絶対ではない

タレントやモデルを見て「あの髪形かわいい」や、「あの髪形かっこいい」と思ったことはあるはずだ。

この事象をよく考察してみると

「髪形がかわいい」「髪形がかっこいい」わけではなく、
タレントやモデルがかわいいか、かっこいいんだ!

ということに気がつく。

ではここで、ボブにしたいと思ったのはどうしてか?
それは明確だ。かわいいと思うタレントがボブにしていて、それを見てボブがかわいいと勘違いしている訳だ。だから美容室に行って「こんな感じのボブにしてください」と言うのだ。

本当に美容師に求められていること

「こんな感じのボブにしてください」と言ってきたお客様に対し、

どんなタレントさんをイメージしてますか?

「宮崎あおい」と答えたとしよう。

◆しかし、そこでこういうヘアスタイルはどうかと尋ねて欲しい。

◆あるいは、これはどうかを尋ねて欲しい。

話がズレた感じがするけどまとめ

画像に力が入ってしまった感じでずれてしまったかもしれないが、いずれ3スタイルは全く系統も違う。

しかし、どれもかわいいことに変わりはない。

かわいいのはボブだけじゃない。

ここがポイントである。

お客様は自分の持っている手札の中から「したい髪形」をオーダーしてくる。
しかし、それはお客様の手札であり、それは限られた選択肢の中で選んでいるに過ぎない。

期待を持って美容室にくるお客様に「ワクワク」を与えるには美容師が数多くの手札を持つ必要があるのではないだろうか。

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