昭和の日だから『日本という国』を考えよう


コラム「オオグリとしょかん」初めてお読み下さる方 はじめまして
前回より続けてお読み下さる方 ありがとうございます♪

自分の誕生日が(11/23)祝日 妹が日曜日に生まれたもんだから、
小学校へ行くようになって フツーの日に
「今日私の誕生日なんだ」という会話を友達とするまで
「子どもは 休みの日に生まれるもんだ」と
思い込んでいた人 オオグリです。あぁ思い込みのオソロシサヨ…。

さて今日は祝日です4月29日「昭和の日」
今日がお誕生日の人おめでとうございます。

昭和の日 4月29日
激動の日々を経て 復興を遂げた昭和の時代を顧み 国の将来に思いをいたす。
【国民の祝日に関する法律 第2条より】
内閣府ホームページ
http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html#heisei23

今日はそういう意味のある日だそうです。
一応は昭和生まれだけれど…。
昭和らしいことは、学校で社会の近代史で習ったヨ。
「生まれは昭和 育ちは平成」そんなハチヨン世代へおくる1冊です。

『日本という国』小熊 英二(おぐま えいじ)著
2006.3月 理論社 ¥1200+税 ISBN:4-652-07814-5

昭和の助走である明治。
福沢諭吉の『学問のすすめ』を「まくら」に


(↑100%ORANGEの挿絵がこれまた良い☆)

「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代」が
なぜ存在することになったのか知ることのできる本です。
3月11日の震災をうけて
様々な視点から「国の将来に思いをいたす」起点に立っている日本という国。
私は 将来を考え適切な判断をするために過去を正しく理解することがとっても大事だと思います。

実際に震災で大きな被害を受けた地域へ
自衛隊が入り、アメリカが「トモダチ作戦」と助けてくれて
トモダチ作戦Wikipedia

日本のご近所の国だけでなく世界中から
「日本がんばれ!」と応援されている今だから。
なんで がんばらねばならんのか 私達の前の世代が築いた過去を知ることで
考える機会をもちたいです。

『日本という国』は「よりみちパン!セ」という
Teen向けに書かれた新書のシリーズ本
なので文章は簡単で さくさくと読める新書です。
この本以外のものも、かなり面白いですよ。連休のおともにどうぞ♪

この記事を書いた人

おおぐり のりこ
大学卒業までは関西で育ち
長野県で社会人を経由して東京へ出てきました。
いつか自分で「としょかん」を創れないかとぼんやり企てつつ都内の某区立図書館でアルバイトをして実務経験をつんでいます。
本はもちろん 歩くことと食べることが大好き♪

あわせてどうぞ