毛が毛が!!!『こんもりくん』


美容室の勧誘にやたらと声をかけられるので、
怖い場所=表参道ヒルズの前な人オオグリです。
そんなに私は髪を切りたそうですか?

確かにカラーリングもされてない。パーマもかけてない。
弄る要素満載のアタマですけども…。

しかし、毛って、あってもなくても
何かしらネタにされ、学生の髪は校則で拘束され
個人を特定するのにもけっこうな役割を担ってます。

本の世界でも「毛ネタ」は活躍してますよ。
今回オオグリとしょかんが紹介するのは
巨大なアフロヘアの男の子が主人公の絵本です☆

『こんもりくん』山西ゲンイチ 作 絵 偕成社2011年1月出版

お風呂と散髪が大嫌いな男の子 こんもりくん。
伸ばし続けた髪の毛は巨大なアフロヘア!!!

いいかげん「散髪しなさい!!」と、
ハサミをもって追いかけてきたお父さんから逃げたら…。


石につまずいて、すってんころりん☆
自力でもとに戻ることができないどころか…。

アフロの中に吸い込まれてしまいました!!
自分の髪の毛玉の中に籠もってしまい
お父さんお母さんが呼びかけても応答しない、こんもりくん。
はたして巨大なアフロの中では何が起こったのでしょうか…♪

毛が原因で籠もっている男が出てくる話をもう1冊。
こちらは絵本でも、子どもの本でもなくがっつりオトナな世界の本。
寺山修司の歌集『田園に死す』に収録されている「病気草子」に
「触るモノにことごとく毛を生やしてしまう」という
奇病をもった男が登場します。

【ちかごろ男ありけり、風病によりて、さはるものにみな
毛生ゆるなれば、おのれを恥ぢて何ごとにも、
あたらず、さはらず。
ただ、おのがアパートに
こもりて、妻と酒とにのみかかはりあいて暮れてゐたり。
ーー「さはるものに みな 毛生える病」より】

自分の部屋に引き籠もる男。
ちなみに 唯一男が触れる人間である妻は
モジャモジャの毛玉オンナになってしまっているそうです。
奥さま;;;;(;・・)可哀想すぎる…。

旦那さま。毛を生やしてしまう奇病を活用して
育毛事業でもやればいいのに。

ベラボウに稼がなくても良いの。
自分の特性を生かして、楽しく誇りをもって仕事をしてくれる
旦那さまの所へヨメに行ければ幸せかもねぇ。
なんて理想をいだきつつ(笑)

さて、普段子どもの本ばっかり読んでいるオオグリが、
めずらしくオトナな世界の寺山修司作品に手を出したのは
2月9日~下北沢小劇場ザ・スズナリで上演される
『田園に死す』を観に行こうか?と予定しつつ予習したためです。

チケットおさえて寺山ワールドにダイブしちゃいましょう。
前評判によるとかなり刺激的な舞台だそうです。期待!!

あ。そうだ主催の流山児★事務所さんは
1984年設立の演劇事務所なんですよ。
流山児★事務所 www.ryuzanji.com

寒い季節。お部屋で読書も良いけれど
客席と舞台が近く、熱い芝居の観られる小劇場もオススメです。

この記事を書いた人

おおぐり のりこ
大学卒業までは関西で育ち
長野県で社会人を経由して東京へ出てきました。
いつか自分で「としょかん」を創れないかとぼんやり企てつつ都内の某区立図書館でアルバイトをして実務経験をつんでいます。
本はもちろん 歩くことと食べることが大好き♪

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